時効警察 第8話

「桜咲く、合格通知は、死への招待状?」

小ネタ多くて面白かった~。時効管理課の会話もバカバカしくて最高。

霧山くんが変態だと勘違いして、それでもいいと覚悟して振り回される三日月ちゃんが可愛いやら可笑しいやら。ていうか、霧山くんは結構ヒドイやつだなあ。天然なだけにどうしようもない。

ところで、櫻井淳子演じる数学者の国語力が乏しいっていう設定はどうかなあ。いくら数学だって、学者になるくらいなら国語力は必須だろうに。自分で作文できないから口述筆記してもらってたけど、彼女の場合は作文能力以前に言葉を知らなすぎなので、なんかバカっぽく見えてしまった。

さて、今回は小ネタものすごく多いです。

  • いきなり算数の問題を読み上げている熊本さん。「太郎君はくだもの屋へ行き1本15円のバナナを2本と、1個25円のリンゴを3個買い、つぎに魚屋へ行って1匹70円のサンマを2匹買おうと思ったら30円足りませんでした。さて、太郎君はいくら持って家を出たのでしょうか」
  • 「1本15円のバナナって、それいつの話ですか?」「つうかなんか、哀れになるねえ。サンマ買おうと思ったら30円足りないって」「子供でしょう。魚屋さんもそのくらいまけてあげればいいんですよ」「意外と、ヒゲぼうぼうのオッサンかもしれませんよ。40がらみの」「太郎君でしょ?君付けでしょ?子供でしょう」「でも70歳ぐらいの視点から見た問題かも」「70歳から見ればねえ」「そうか、40がらみだったらまだまだ子供ですね」「キミたちはあれだね、まったく問題を解く気がないね」「子供の頃から算数だめなんですよ」「ミートゥー」「じゃ僕もミートゥー」「じゃあ私もミートゥーだっ」
  • 蜂須賀さん登場。なぜか亀を手に。「なんで亀持ってるんですか?」「亀ぇ?あ、亀だ」「気づかずに持ってたの?」「亀は甲羅が硬いから、ある程度強く握っても大丈夫」「気づかずに持ってたの?」「ヤギの赤ん坊じゃなくて良かったですね」なんだこの会話。
  • 又来さんの手にはなぜかヤドカリが!「どっから出したんですか?」と言うサネイエもザリガニ持ってるし!そして霧山くんの肩にはカニが這ってたけど、これはスルー。
  • 霧山くんちのテーブルの上に、亀とヤドカリとザリガニとカニが乗ったお皿が!何か食べてるのかと思ったら。
  • ううむ、櫻井淳子の女子高生時代はキビシイなあ、さすがに。
  • 「必ず最後に猿が勝つ~♪」(愛は勝つのメロディで)
  • 律子に鼻毛描かれちゃった弥生。一瞬、それで殺意を持ったのかと思ったよ!
  • 事件当時逮捕されたのは、なんと霧山くんそっくりの変質者・山崎晋也!オダジョ2役か!山崎の変質者っぷりと、霧山くんの困惑ぶりに爆笑ー。
  • なんでも多めに出てくる店「多め亭」。おばさん、お茶出しすぎ!
  • 「あなた毎日来てくれるから、助かるわ」「毎日来てるの?」「いやあ、毎日は来てませんよ」「多めに言ったのよ」
  • 「多め亭」の変なメニューの数々。三日月ちゃが注文した「ほとんど何もない」は、魚が大根おろしに埋まってるよ!「大根多めにおろしといたから」だそうだ。
  • 弥生の数学の講義に潜り込み、うっかり指名されて黒板の前に出てきた霧山くん。いきなりスラスラ公式の証明を始めちゃうもんだから、ええー数学できるの!?と思ったら妄想かよ!
  • 「有名なオイラーの公式ですよ」「オイラー?」「まさか」「おいら、霧山修一郎」「言ったー!」いやまったく、三日月ちゃんと同じ心境でした。
  • なんで数学者が白衣着てるんだろう。
  • 弥生さん、なんか怖いっす。
  • 足にできたタコは、誰の足だったのか??
  • 「ああ、タクシーの運転手さん?」わはは、確かに見える!その制服。
  • 霧山くんに質問されて、「あっち系か?」と困惑する合格者の高校生たち。
  • 「森の荒熊」のマスターは前向性健忘症で、記憶が30~40分しか持たないことが判明。「どういう筆跡で書いてたか、書いてる途中で忘れちゃうんですよ」いくら健忘症でも、そんなことってあるのか?でもこれって、後の伏線だったのね。
  • 「なんだかへそが痒いな」と熊本さん。
  • 下北沢さんの下着が盗まれる現場を撮ったビデオに映っていたのは、霧山くんそっくりの山崎晋也!こんなところに出てくるとは。ウケた。でも総武署の皆は霧山くんだと思ってしまって愕然。笑えないけど、笑える~。
  • 十文字が残念そうに「俺とあいつは同期だ。同じ釜のめしを食った仲だ。俺は今とても辛い。そんな俺の辛い気持ちも知らずに、あいつがやって来た」と言ってるところへ霧山くん登場。「辛いの?大丈夫?」
  • そんな空気もおかまいなしに、「ああ、吉祥寺くん。セーラー服、持ってきてくれた?」と言ってしまった霧山くん。さらに、「あ、三日月くん!ちょっとこの後、森、付き合ってくれない?変質者の森」とまで。これでますます霧山くんが変質者だと誤解しちゃった皆の表情が可笑しい~。
  • 駐車違反取締りの仕事をしていて、街中の看板が「霧山君は変態。」に見えてしまう三日月ちゃん。「いい!それでもいい!」って。いいんだ、変態でも?
  • 多め亭のおばちゃんに二度もお茶噴きかけられた霧山くん。コントかよ!体張ってるなあオダジョ!
  • 「それ、僕じゃないですね」「え?僕じゃないの?」「ええ。いるんですよ」「多めに」「いや、僕と、もう1人」「ああ。え?どっちが本物?」「どっちだろう」「悩んじゃうんだ」「いやあ、彼には彼の変質者人生があるし、両方本物ですよ」「いいねー、とっかえがきいて」なんだこの会話。と思ったけど、これで霧山くんは律子と弥生の替え玉受験に気がつくわけか。
  • 「森の荒熊」の名前の由来を話していて突然「森のくまさん」を歌いだす霧山くん。誰かハモってるなあと思ったら、霧山くんの後ろにプロの合唱チームみたいなのが立ってた!大爆笑!そして静かに去っていく合唱の人たち。
  • 霧山くんが今適当に作った格言「真理求むれば、老いて積み木崩さず」
  • セーラー服を着てみる霧山くん。「似合うな、意外と」わはは、変態ぽいぞ。
  • 「恋愛のススメ一問一答」という本を読んでる三日月ちゃん。「Q:彼氏がちょっと変態っぽいんですけど・・・別れたほうがいいのでしょうか?」「A:人間は皆、少なからず変態です。別れてしまうのはもったいないんじゃない?」
  • 霧山くんに呼び出された三日月ちゃん。ドア開けたらいきなりセーラー服着た霧山くんが立ってるという図は、なかなか衝撃的だな。そりゃ驚くわな。
  • セーラー服を脱ぎ始めるオダジョという図もなかなかのインパクト。
  • セーラー服着てくれと頼まれて、なにか勘違いしてる三日月ちゃんが可笑しくてもう。
  • 霧山くんの携帯の着メロが時効警察のテーマ曲になってる!
  • 「あんまりよく分からないけど、こういう、特殊なやり方?」と言いながら霧山くんの布団めくって寝ようとする三日月ちゃん。「あ、いや、何ぶつぶつ言ってんの?」と言う霧山くんも相当鈍いっていうかボケだよなあ。
  • 「ちょっと後ろ向いてくれる?」「なにするの?」「僕が、後ろにいることは、忘れて」「いいよ。もうこの際、とことんノーマルは忘れるから」「うん」ってお互いボケてるのに辛うじて会話が成立してるのが笑える!
  • 次の瞬間、見事に投げ飛ばされた三日月ちゃん。スタントですかね、やっぱり。
  • 「三日月君、そろそろ帰ったら」ってヒドいな霧山くんは!
  • 「珍獣串焼」諸沢さんのVOWネタきたー!「食べたんですか?」「いや、恐ろしくて入れなかった」
  • 「ヨロイとか」「・・・ヨロイは」「Yだろ」この間が絶妙!
  • 汚いクリーニング屋だな!ゴキブリいるし。
  • クリーニング屋のおかみさんが濃いキャラだなあ。従業員のゴーゴリもまた濃い~!なんでロシア人?
  • スカーフの文字は「R」ではなくてロシア文字の「ヤー」、つまり「Y」だということが判明。
  • ひたすらロシア文学の話しかしてないゴーゴリ
  • ああー、律子がカラオケで歌ってた「プレゼント」ってそういえば15年くらい前の歌だねえ。懐かしい。
  • 「どうしてザリガニなの?」ほんとにねえ。
  • 律子と弥生のタイムカプセルなんて、霧山くんいつの間に掘り出したんだ?
  • 8歳の律子が描いた10年後の弥生、ちょっと泣ける。
  • 8歳の弥生が書いたのは・・・「りつこちんがまたぞろけむたりぃ」「何ソレ?」「何でしょう?あなたが書いたんですよ」「その絵は何?」「またぞろけむたりってところ?」弥生は何を書きたかったんだろうか・・・。
  • 「誰にも言いませんが」カードになってるよ。
  • 下着泥棒の犯人が捕まったそうだ。「そうか、キミじゃなかったのか」「似てるキミもキミだ!」って言われても。
  • 1本15円のバナナが駅前のくだもの屋にあったそうだ。黒い!そして中身は緑色!大丈夫かそのバナナ?
  • 忌野清志郎は元RCサクセションですが・・・このドラマはフィクションであり・・・」

来週は最終回!うわぁ、早いな。「来週も最終回」ってオダジョが言ったのは素で間違えたの?

予告のダイイングメッセージみたいなのが「サリエリ」って書いてあったんだけど、もしかして第5話に小ネタで出てきた「モーツァルト殺人事件」なのか?脚本・演出はまた三木聡に戻るみたい。楽しみ。