純と愛 第5週「きたかぜとたいよう」

月曜日
童話モチーフ第二弾きた。愛の「ねむりひめ」に対し、純が幼い頃読んでもらったのは「きたかぜとたいよう」だったというのは、今週の内容を示唆してる?北風ピューピューで厳しいけど、最後は太陽でホカホカって単純なオチじゃなさそうだナー。愛くんを「嫁に欲しい」って純。よく分かります!8年放浪してたのに、料理はいつ覚えたんだろう…厨房のバイトかな。

火曜日
愛くんの母は怖い人だけど、今日初めて「やっぱり母親なんだな」と思った。方法はともかく息子のことを思って病院に行かせようとしているのは、間違いなく親の愛情だから。母は北風、純は太陽だけど、太陽が必ずしもタメになるとは限らないのかもしれない。水野の「それは相手のためにならないんじゃ」っていう半分嫉妬の苦言も、あながち的外れではなさそうだなあ。あと純の父母にも今までとは違う印象を持った。借金がなければマリヤのことも祝福していた、普通の優しい両親だったのかもしれない。人生は自分の思う通りにいかない、っていう純母の言葉からは両親のこれまでが伺えたし、今後の純の伏線にもなっていそう。

水曜日
スペック持ち愛くんと暮らす現実が色々と分かってきて重い・・・。靴ひもについての有働さんコメントに笑ったけど、本編はちっとも笑えねー。家で家事だけやってちゃダメ?いやダメだよ、ってあたりの会話が、メンタルな病気抱えてる人とその家族みたいでリアルだー。(うちの親戚親子でそういうパターンがありまして)

木曜日
いくらチカちゃんが下衆女でも、愛くんもいきなり人を殴っちゃダメなんだよな・・・。本性を見るだけにして別の対策考えるとか、他に方法あるだろうに。と思ったけど、殴るシーンがなかったということはチカちゃんが主張してるだけで実際はやってないのかも?
いずれにしても、愛くんはこの力とうまく付き合っていく訓練をする必要がありそう。で、ここへきて純も愛くんに対する疑念が生じてきて病院行こうって流れになるわけね。なるほどなあ。

金曜日
いつのまにか多恵子目線で見て共感してた自分がいる。恋人は逃げ出せば良いけど親はそういうわけにいかない、あんたのせいでイトシの一生が取り返しのつかないことになったら責任取れるのか!って、ごもっともだよ。あと今回は晴海さんのほうも、やっぱり母親なんだなと思った。この前純に怒られて逆ギレしたのは、これで良いのか自分でも揺らいでたからなんだろう。母から「本当にこれでいいの?」と問われた正も、廊下で立ち聞きしてた親父も揺れていた様子。空回りし続けた純の主張がようやく彼らの心に届いてきたのかな?

クレームを書いたのはチカちゃんだってこと、水野がチカちゃん本人に突き付けてくれたのはスカッとした!「水野さんが悪いんですよ!」って捨て台詞はいて逃げてったチカちゃんと追いかけた水野のその後が気になる。

土曜日
愛くんの受診結果はやっぱり統合失調症。医者本人の前でその本性を暴いたり、純に暴言はいたり、ブラックいとしくん全開!あれは確かに彼の一面ではあるだろうけど、純に自分のことを分かって欲しくてわざとそう振る舞っている演技にも見えた。去り際に玄関先で「嬉しかった」と話したのは愛くんの一番の本音だろうから。今週は二人が徐々にすれ違っていって、土曜の回でついに爆発、本音で喧嘩して破局の危機を迎える〜という過程がすごくリアルだった。特に今日は風間くんの演技を存分に堪能するような回だった。

さて来週も気になって仕方ないわけですが、あの次週予告に愛が出てこないのってワザとかな〜。モヤモヤして、またつい公式のあらすじ読んでしまった。・・・来週はものすごく楽しみになってきた!