10月クールのドラマ

朝ドラ4週目から急にドハマりしていて、他の連ドラがかすむ勢いに感じつつあるけど、今期はこんな感じで。


悪夢ちゃんはたまたま初回を見たら結構面白かった。が、録画するほどでもないので見られたら見る程度でいこう・・・と決めたところ、早くも2話を見逃してしまった(笑)。キムタクさん月9も面白いという評判を聞いて気になったけど、初回は長くて見る気力が失せたので、飛ばして2話からでもいいかなあ。ってことでまだ見ていないため、ひとまず上記リストには入れていない。菅野さん天海さんの「結婚しない」も気になりつつ、でもこの手のテーマは今の自分が見てもあまり面白くないかも・・・と思って結局見ていない。

さて、確実に見ると決めたものは、朝ドラと大河は別として、「ゴーイング マイホーム」「大奥」「ヨシヒコ」「高校入試」の4本。

ゴーイング マイホーム」は、山口智子が16年ぶりの連ドラ出演だとか、是枝監督が脚本担当だとか話題性もあって期待していた。初回2時間て知らずに当日22時半から追いかけ再生してしまってヒドイ目にあったけど(笑)、映画みたいで、とても丁寧な作り方をしていて、派手な面白さはないけど楽しめた。連ドラでこういう味わいのドラマはなかなかないので、面白い試みだと思う。でもこのゆるさは、見る人によって好き嫌い分かれそう。山口智子演じるフードスタイリストが作る料理は誰が見ても美味しそうだけど!

「大奥〜誕生」は堺雅人主演ということも大きいけど、なんといっても原作が秀逸なので、それはそれは楽しみだった一方で、同じ磯山PでTBSが作った吉宗編の映画版が正直微妙だったので、今回もどうなることかと不安にも思っていた。いざ蓋を開けてみたら、初回から度肝を抜かれるほど原作に忠実で、驚くやら嬉しいやら。というのも、今回の家光編の原作はかなり血なまぐさい描写があったり、悲惨な展開が多いので、22時台とはいえテレビで放送できるのかなあって思っていたため。ところが。TBSが本気すぎる!原作知らない人から抗議がこないか心配になっちゃうくらいだ。基本的には原作通りだけど、ドラマオリジナルエピソードをどれくらい入れてきて、それがどこまで許容範囲で楽しめるかも気になるところ。

「ヨシヒコ」は相変わらず安定のクオリティで、初回の冒頭からいきなり笑った!前作から1年以上?経っているのに、そんなこと全く感じさせない自然な連続感。ホトケはますます絶好調だなあ。

「高校入試」は湊かなえが初めてドラマの脚本を担当するということで、主演が個人的マイブームの長澤まさみだし、どんなもんかな?と気軽に見てみたら、これが期待以上に面白かった。地元で一番の高校に入る(卒業する)ことがステータスで、その後フリーターになろうが3流大学に入ろうが、親も本人も一生鼻高々、っていう価値観に「こんなの現実にあるの?」って思ったけど、Twitterで「自分の周りでは見たことない」ってつぶやいたら「うちの地元はまさにそうだよ」ってコメントくれた人がいて二度ビックリした。そうなのか・・・だとすると、それなりにリアルに作っているのかな。今どきの高校受験は親がついてきて、その保護者用の控え室を用意したり、案内(&監視)係の職員を付けないといけないほど、という描写にも驚いた。しかしまあ登場人物がどいつもこいつもひと癖ありそうな人ばかり・・・。さて、入試をつぶそうとしているのは、誰なんだ?

それから朝ドラ「純と愛」は、脚本が遊川さんということや、風間俊介がヒロインの相手役ということで最初から期待していたけれど、4週目からものすごくハマってしまった。風間くん演じる愛(いとし)くんがキモイやら萌えるやらで目が離せない。風間くんは金八先生第5シリーズの時から知っていて、その頃も演技上手いと思ったし、「それでも、生きてゆく」では大竹しのぶに負けず劣らずな演技力を堪能したけれど、今回みたいに恋愛要素の強い役は見たことなかったので、とても新鮮。あの子がこんなに立派になって・・・という親戚のおばちゃん的心境も半分あるけど、萌え要素を楽しんでいきたい。