仮面ライダーオーズ キャラクターブック

ついにこんな本まで買うほどにハマっています。この手のもの買うのは「新選組!」以来かなー。まあ、買うまでちょっと迷ったんだけど。

役者さんたちの対談を読むと、演じてる役そのままじゃん!(アンクはともかくとして)という人ばかりで可笑しかった。映司役の渡部秀くんは本当にいい子なんだなという様子が伝わってくるし、平成仮面ライダーが大好きで主役を目指していたというエピソードも微笑ましい。映司よりは子供っぽい印象だけど、まだ19歳とのことでそれも納得。映司を見ているともう少し年上に見えるのは、やはり役を演じているせいなのか。それにしても、仮面ライダーになりたくて本当になれる人はそういないと思うので、いろいろな意味でちびっ子たちの憧れの的になるに違いない。

私はバース=伊達さんと後藤ちゃんコンビが好きで、本格的にオーズを見るようになったのは伊達さん登場後の1〜2月ごろからなんだけど、伊達さんとコンビを組んで活動する過程で後藤ちゃんが成長し、映司やアンクとの関係も変わって…という物語上の展開が、実際に伊達役の岩永さんが入ったことで現場の雰囲気が変わってきたこととリンクしているのが見て取れて面白かった。岩永さんはまんま伊達さんだそうで、やっぱりね!という感じ。君嶋くんがキミジーと呼ばれているのもツボだった。

怪人や仮面ライダーの中に入っているスーツアクターの方達や、脚本家の話も面白かった。メインで書いてる小林靖子さんは、佐藤健が主役を演じた「電王」のときもメインライターだったそうなので、電王も見てみたくなった。オーズを面白いと感じるのは、演出や役者さんたちの良さだけでなく、お話自体の面白さによるところも大きいと思うので、他の作品も面白いんじゃないかと思って。まあその前に、オーズの最初の3ヶ月分を見ていなかったのが悔やまれるので、まずはそっちを見てみたいわけだけど。