Q10 #8

SPECだけでなく、Q10にも心をわしづかみにされております。今クールはこの2大ドラマが素晴らしすぎて、他を見る気が起きない…。「秘密」なんて、もうとっくに見てません!両方とももうすぐ終わりなのがとても残念。

さて、8話でついにQ10の秘密が明らかに!やっぱり月子とQ10は未来からきたのね。それはまあ予想していたけど、何かの実験だろう(例えばロボットを人間らしく成長させるためとか)くらいに考えていたら、なんと切なく明確な目的だったことよ!

Q10を平太のもとに送り込んだ依頼主は70年後の平太の奥さんで、Q10の目を通して見た18歳の平太の映像を見ていたのだと。奥さんは治らない病気を抱えていて、その映像を見ながら亡くなったと。だからもうQ10の任務は終わったのでQ10は回収されるのだと。

で、その奥さんの最期の言葉が「平太、また会おう」だったと聞いて、もう泣けて泣けて。11月に私の父が亡くなったばかりなのだけど、出棺のとき心のなかで父に呼びかけた言葉が「また来世で会おう」だったもので!親子と夫婦ではまたちょっと違うだろうけど、その気持ちはよくわかるから。

そして、前回の7話が「生と死」とか「出会いと別れ」とか「輪廻転生」みたいな内容だったことや、平太のモノローグで「懐かしいQ10に帰っていく」と言っていたりしていたことが、これで全部つながったな。Q10のリセットボタンを押してしまったことを平太は後悔し続けていたけど、平太が橋で見かけたQ10にそっくりな女の子は、きっと未来の平太の奥さんなのだろう。Q10の外観は、奥さんの若い頃をモデルにしたのではないか?だから、「懐かしいQ10に帰る」なのだと。

あのいかにもロボット的なQ10はそれこそキュートで、そのQ10と平太の関係がとても良い感じだったから、それが見られなくなるのは寂しい。でも、平太はこの後Q10そっくりな女の子に出会って結婚するんだと思ったら、少しほっとした。まあ、外見が同じでも中身が違えば別人だから、そこをどう乗り越えるのかという問題はありそうだけど…。

って全然違う結末だったら愕然としちゃうな!ぜひ想像通りであってほしい!

あと結末といえば、久保くんの今後と、父ちゃんに金の無心をされた藤丘(まさかの親子共演に笑った!)がお店のお金に手をつけないかが心配。久保くんはなんだか死亡フラグがチラチラしていたけど、集中治療室から戻れたようだし、話の流れ的にもここで死ぬ必要性が感じられないので、助かってほしい。藤丘父はしかし、今まで親としての責任を放棄してきたくせに、母ちゃんの入院費を息子に出させようとするとは何事だ!藤丘が泥棒しなくて済むよう、周りの大人(校長とか柳教授とか)がすんでのところで助ける、もしくは叱ってくれる展開だといいな!

柳教授と小川先生、河合と影山がどうなるかは、まあどっちでもいいかなー。そして中尾は、本当にロボット工学者になってQ10の初号機(Qシリーズ?)を作っちゃったりして!

そうそう、月子と偽っていた管理人は、平太の周りの人の記憶を消していかないのかな?でないと、もしかして本物の「富士野月子」があの橋のところにいた女の子だったとしたら、ややこしいことになってしまう!