小沢健二のひふみよツアーにまつわるあれこれ

5月18日からついに小沢健二の13年ぶりコンサートツアーが始まった!

私は今回行けないし、そもそもチケット争奪戦に参加していなかったせいもあって、スケジュールを把握していなかった。なので、初日当日にTwitterで「今日から」だということを知った有様だったのだけど、たまたま2日くらい前に「そろそろ小沢くんの復活ライブだよな〜」と思ってYouTube上にある昔の曲の動画を見まくっていたこともあり、Twitter上に流れる小沢ファンたちのツイートを見ていたら、みんなの興奮が伝わってきて、まさに「喜びを他の誰かと分かり合う」ような気分になって、ひとり盛り上がってしまった。

コンサート中にツイートしている人はさすがにいないけど、開演前と終了後の小沢ハッシュタグは盛り上がっていた。「カジヒデキが来ていた」とか「小澤征爾オザケン両親がいた」とか「ボーダーの服着ている人が多かった」とかいう、おもしろ情報もあった。そして、ツイートしてる人のおそらく全員が「良かった」と大絶賛していた。おお、一体どんな内容だったんだろう!?詳しく知りたかったけど、感心なことに、これから行く人にネタバレしないよう内容自体(セットリストとか)には触れないようにしている人が多かったので、その日Twitter上ではほとんど目にすることはできなかった。

でも、ツアーが進むにつれブログやmixiに詳細なレポートを上げてくれる人が増えてきたり、13年ぶりに見た小沢健二についての感想をツイートする人も現れて、今週はずっとそれらの情報を追いかけまくってしまった。

で、ブログでのレポートや、Twitterでの印象的なツイートをちょっと集めてみた(勝手にスイマセン)。

それにしても昨日のひふみよの小沢健二の体力に脱帽した。2時間30分のステージでインターバルもほとんどなく歌や朗読をつづけ以前の王子様キャラにプラス骨太な男の部分も感じられた(変な意味じゃないですよ!!)(@kurokuro12)

凄い。夢で見たように完璧。誰しも「あの時の状態にどのくらい…」とか思うじゃないか。レベルが違う。贅肉が落ちて、ビルドアップされて。王子様は、王様になって帰ってきた。(@shun_isa)

小沢健二のパフォーマンスが素晴らしかった。過去にはない重厚感と安定感。南米の人や自然、N.Yでの生活が彼を自由にしたのだろうか。13年かけて、彼はまた、ある領域に到達したようだ。(@yuyuyuyu_hana)

どれも読み応えがあって、感激ぶりが伝わってくる。これらを読むと、無理してでもチケット取らなかったことが悔やまれる!


ところで、会場に行けない私が今一番気になっているのは、「このツアーの映像はDVD等で販売されないのか?」「会場で発表された新曲の発売はあるのか?」「小沢くんのメディア露出はあるのか?」ということ。

ただ、今の小沢くんはメディア嫌いだとも聞いているので、テレビに出ることはないのかもしれない。新曲の発売も、どうなんだろう・・・。レコード会社には今も所属しているみたいだけど。

しかし13年前と違って今はネットがずいぶん進化したから、小沢くんくらいの知名度があれば、既存メディアは通さなくても、例えばYouTubeとかいろいろなネットメディアをうまく使えば、セルフプロモーションでやっていくことができる気がする。それはすでに、ひふみよ公式サイトの雑誌インタビュー風読み物で実践しているように思う。情報を公開したら後はファンが勝手にTwitterやらブログやらで広めてくれるわけだし。・・・すごい時代になったなあ。

とにかく、このツアー1回だけでまた消えないで!っていうのが切なる願い。