崖の上のポニョ

先週テレビで放送されたのを録画してやっと見た〜。

公開当時、大人視点で見るといろいろ違和感があるという感想があったけど、その意味が分かった。なるほどねえ。

父母の名前を呼び捨てにしている(させている)こととか、母親の職場と保育園の間を(いくら近いとはいえ)子供1人で行き来させていることに軽く違和感を覚え、さらに母親が5歳の子を置いて嵐の中1人で行ってしまうとは!と驚き、そしてなにより、5歳のわが子に永遠の選択をさせるにいたっては、ありえないよ〜!と思った。

宗介はとてもしっかりした賢い子だし、親と対等な関係だということを前提にしてるんだろうけど、それにしてもねえ。大人っていうか親視点で見たらツッコミどころ満載だよ!

まあ、このお話は童話らしいので、そういう現実的な疑問は感じてはならないんだろうけど。母があそこで2人を置いていかなかったら、その後の船での冒険につながらないわけだし〜。

うーん、でも「少年少女が出会って冒険する」モノではやっぱりラピュタの右に出るものはないなあ。

あと、ポニョの何が残念かって、フジモトの声が所ジョージだったこと。タレントとしての所さんは好きだけれど、声優としては・・・。トトロの糸井重里みたいに棒読みではないけど、なんか役に合っていないというか。糸井重里のお父さんは役に合っていたので棒読みでも気にならない。むしろ糸井重里のほうがマシ。頼むから声優さん使ってくれい。

【追記】

後で「宗介とポニョの関係は「恋」ではない!? 宗介にとってのポニョはリサにとっての老人達と同じ!?」というページを見つけた。こう解釈すれば、5歳の子の行動や母親の選択の意味がよく分かるわ〜。なるほどねえ。