青い文学シリーズ 人間失格

ここは堺雅人ブログか?というくらい、最近なんだか堺雅人のことしか書いてないな。

さて、「人間失格」は案の定、夜中見たら怖い感じだった。怖いっていうか嫌ーな気持ちになるというか。いきなり心中だものな〜。その後もひたすら苦悩し世間を恐れ、いっとき人間らしい幸せを手に入れたもののそれも束の間、最後は狂人だものな〜。

堺さんはなかなかはまってた!最初ぼんやり見ていたので、葉蔵の声がそうだと気がつかなくて、いやでもそういえば主人公の声だったよなと思い出して、よくよく聞いたら堺さんだったというくらい自然だった。この作品は役と声がうまく合っていたのだとも思う。というのも、次の「桜の森の満開の下」を見たら、主人公のイメージと堺さんの声が合わないので、聞いていてどうにも違和感があったので。

原作は学生のときに読んだことがあると思っていたけど、アニメを見たらほとんどストーリーに覚えがなかった。最初のほうと最後のほうだけ読んで、読んだ気になっていたのかも?

ってことで、この機会に読んでみるかと思って、iPhone青空文庫アプリを買ってしまった。内臓作品の中に「人間失格」や、これから放送される「こころ」、最近映画化された「ヴィヨンの妻」なんかも入っていたので。

ちなみに、「人間失格」は生田斗真主演で映画化されるそうで。本屋に行ったら、来春映画化っていう帯の付いた文庫が置いてあった。