ヒミツの花園 #7

サイン会の次はドラマ化の話か!

テレビ屋さんは自分たちでストーリーを考えるのが面倒くさいから漫画をドラマ化して楽している、という陽くんの台詞が印象的だった。楽するどころか、「のだめ」や「花より男子」みたいな成功例もあるものの漫画の設定だけ借りた別モノや駄作になることのほうが多いだろう。そんな中でこの「ヒミツの花園」はオリジナルドラマで頑張っているわけで、テレビ屋がテレビ屋を皮肉っているというか、制作側の矜持みたいなものを感じさせる場面だった。

で、劇中のドラマ化企画も案の定、原作台無しの脚本になってしまった。怒った月山が抗議したら、結局企画自体なかったことに。「約束を守れなかった」と落ち込む月山だったが、「作品を守ってくれた」とねぎらう長男。6話ラストに引き続き、ちょっといい雰囲気の2人。・・・うーん、なんだろう。堺雅人に恋愛フラグが立ってもなぜか戸惑うばかりで、ちっとも萌えません。なんでだろう。釈ちゃんと堺さんというのが合わないんだろうか?長男が妙におっさんくさいからか?2人とも天然タイプだからか?

だからといって、もう一方の恋愛フラグ立ってる三男と亮子さんコンビにもあまり興味がわかず。こっちはちょっと歳が離れすぎなのがいけないのか?主役を食う勢いでキャラ立ちしてる真矢さんは面白いんだけどね。しかしじゃあ、亮子さんと田中ちゃんがヨリ戻すとこが見たいかといえばそうでもなくて。強いて言えば、小料理屋のママと謎の男の関係が一番気になる!

ところで、番組の最後に宣伝していたけど、このドラマのコミック版が出るのね。放送終了後のノベライズはよくあるけど、放送中に漫画化されて出るというのは珍しいのでは?でも視聴率下がってきてるみたいだし、売れるのか微妙だなあ・・・。私的には面白いドラマなんだけど、世間的にウケる雰囲気じゃないのは分かる。打ち切られたらイヤなので、もうちょっと頑張ってほしいなあ。

ドラマコミックス ヒミツの花園(上)

ドラマコミックス ヒミツの花園(上)