ヒミツの花園 #2
前回よりずっと面白かった!演出が変わったのか?調子が出てきたのか?テンポも良かったし、台詞も間も良かった。池田さん相変わらず濃いなあ。寺島進とのコンビはもう最強だよ。主役が霞むほど、この2人が全部持って行っちゃってる気がする。釈さんがんばれ!
今回の話は、月山に漫画編集担当としての自覚が芽生えるまで、なのかな?完成原稿に水なんかこぼされたらそりゃ怒るわなあ。この前は単なる嫌な奴だった次男が、今回は「クリエイター」として至極まっとうなことを言っていた。お怒りごもっとも。
これで反省した月山が花園ゆり子作品を読んで感動した、という「いい話」になるのかと思いきや、「なんで泣けるのかわからなかった」と言い放ってさらに事態を悪化させたのには笑った。そのうえ、次男三男の乱闘にまで発展!仲裁に入って何度も投げ飛ばされる堺雅人の図が可笑しかった〜。なんか長男っぽいし、昔のお茶の間ドラマっぽいよ!
しかし堺さん、なんであんなオッサンくさいんだろう。微妙なチェック柄の、しかもVネックセーターなんか着せられて!でもこれがまた妙に似合うんだよなあ。そういえば、冒頭でサボテンに水やってるシーンがあってウケた。しかも何か変な名前つけてたし。実は一瞬苔なのかと思って、うっかり必要以上に爆笑するところだったのは内緒です。
もと編集長(真矢みき)は、どうやら恋人を花園ゆり子に奪われたと思い込んでいるらしいな。あの恋人の後ろ姿、コミック編集部の編集長(田中哲司)かなあと思ったんだけど、違うかな。もしくはライバル誌編集の田中ちゃん(寺島進)か?
- 漫画家4兄弟それぞれの部屋が並ぶ廊下がホテルみたいに立派で、改めてビックリ。
- 「一日一膳」!「少食だな」ってツッコミ入れていたのは堺さんの台詞だったか?後で赤い墨汁(?)で「月」が消されていて、笑った。
- “このものたち”が何か?
- “このものたち”のせいで、過去何回も失恋している次男。
- オタクじゃなくて、クリエイター!
- でも、修兄ちゃんに「オレはオタクか?」と聞かれて間髪入れずに肯定する智が面白かった。
- 少女漫画担当たるもの、乙女な心を持っているという田中ちゃん。爆笑。
- もと編集長の異動先が、おじいちゃんばっかりの「月刊石仏」編集部だったのが笑った。「若い子はいいなあ」とかなんとか言われててさらに爆笑。真矢さんでも「若い子」なのね・・・。
- しかしあんな枯れた編集部が入居しているとは思えないほど、この出版社のビルが近代的なんですけど。
- 四男・陽に声をかけてきた男の子って、長男・航に声をかけてきたあの女の子が第一話で待ち合わせしてた男と同一人物か?
- 小料理屋の若ママと謎の男のシーンはなんだったんだ。次回予告にもちらっと映ってたし、なにかの伏線か?
- 月山の携帯の着信音が、三三七拍子に聞こえたのは気のせいだろうか。