ハケンの品格 #2

「お前!」「大前です!」っていう応酬はうまいな。やっぱり言葉の使い方が面白いよ。

今回も大泉さん、じゃなくて東海林さんは素敵な空回りっぷり。「クルクルパーマ」を失敗呼ばわりされて「天パーだ!」と主張してみたり、自分の営業力を見せつけるつもりで大前さんを営業先へ連れて行ったら、大前さんが先方の恩人だったおかげで仕事を獲得することができてメンツ丸つぶれだったり。

しまいにはホチキス対決!ホチキス止めにかけるプライドって一体。正社員のプライドってその程度のもんなの?くだらなくて笑った〜。どうでもいいけど、営業部のみんな仕事しろよ!正社員も派遣も全員参加だなんて。というかあれって逆に一致団結じゃない?

しかし、いがみ合っていた東海林と大前さんもホチキス対決の末に和解(したんだよね?)。初めてお互いの名前をきちんと呼ぶ場面は面白かった。

森ちゃん(加藤あい)はまたしてもダメっぷりを披露していたな。キャラ立ち=パシリってことじゃないだろうにね。お使いを一度引き受けたら断れなくなって、派遣仲間からは反感を買い、女性社員からは男受け狙いみたいに言われて散々だ。こういう子、本当にいそう〜。

でも煙草だの昼食だのコーヒーだの、頼むほうも頼むほうだ。そんなの自分で買いに行けよ。あれってたまたま相手が派遣社員なだけで、もし一般職OLさんがいるとしたらその人が買いに行かされてそう。つまり、そういう会社文化に問題があるんじゃないのか?

今回はプライドがテーマだったようだけど、実は正社員こそプライドなんて持っていられないのかもしれないと思った。派遣は仕事内容があらかじめ契約で決まっていてある程度は選べるわけだし、嫌な職場だったら契約更新しないで辞めてしまうという選択肢もあるけど、正社員はそんなこと言っていられないから。まあでも、派遣だってそんなに選り好みはできないか。

ところで新しくきた派遣の男性、なんかオリエンタルラジオの人みたいなメガネ男子だったなあ。