のだめカンタービレ #3

すっかり今期一番楽しみなドラマになってきましたよ。月曜が待ち遠しいなんて!

冒頭のオケのシーン、素人耳にもひどい演奏だということがよく分かった。でもヘタクソな音を出すのって、上手く弾くより大変だろうなあ。で、千秋が指揮していたときは本当にダメ〜な感じだったのに、シュトレーゼマンに交代した後はそれなりになっていた。「あの人が振るとオケが鳴り出す」というだけあって、演じる竹中直人がちゃんと巨匠っぽく見えたのが不思議。そういう設定や演出だから、ということを抜きにしても。やはりこの人タダモンじゃないわ。そしてあの演奏シーンからそのままオープニングにつながる流れがなかなか良かった。

さて今回はSオケの話(というか千秋の指揮者への第一歩)とともに、桜(サエコ)のエピソードがメイン。サエコって本当にちっちゃいのね〜。コントラバスの大きさがよーく分かったよ。

貧乏だという桜の家があまりに大きくて笑ってしまった。どこの洋館よ?なんか見覚えあるようなないような、思い出せない。そして桜のお父さん、升さんか!やつれた感じがよく出てたし、原作のイメージともピッタリだわ。ピアノの音で開く秘密のヴァイオリン部屋の仕掛けにも笑ったなあ。佐久家のシーンはいちいちツボだった。

ヴァイオリンを売って桜に音楽を続けさせてくれというシーンで、よくある青春ドラマみたいに峰やのだめたちが「お願いします」とか頭下げたりしちゃったら台無しだな〜と一瞬ヒヤヒヤしたが、そんな演出ではなくてほっとした。

峰は、Aオケのコンマス清良が気になるご様子。早くも恋しちゃったのかな?同じヴァイオリン科なのに、なんで顔見知りじゃないのか気になってしまったが・・・。まあ学年違うから、いいか。といっても本当は峰って留年してるから清良や真澄ちゃんと同年のハズだが(細かい)。

そういえばコンマスコンマスって連呼してたけど、第一ヴァイオリンの主席奏者がコンサートマスターである、ということは特に解説されてなかったような。「電車男」でもネット用語を特に解説してなかったけど、のだめもやはり原作あるいはオケを知ってる人向けだと割り切っているのかな?

しかし細かい小道具や小ネタまで原作に忠実で、毎度感心してしまう。のだめが持ってた千秋の写真入りペンダントとか漫画とかレモンのはちみつ漬けとか、よく作るな〜。あと、突然Sオケを脱退してAオケに専念すると宣言した巨匠に対抗すべく「打倒Aオケ」を叫ぶラストで、ちゃんと「ジーク・ジオン」って峰たちが言ってるのに爆笑した。あんなの、原作でもコマの隅っこに描かれてるだけなのに!よく拾うよな〜。しかも2回言ってたぞ。

ちなみに、うちのダンナは「玉木宏の声って、よくよく聞いたらブライトさんの声にそっくりだな」と妙なところで感心していた。

ところで、ミッチーが佐久間学役で5話から出演するとの情報を、たるみさんのところ(id:doukyoninday:20061029#1162086343)で発見。うわ〜、佐久間学っぽいかどうかはともかく、あのポエムを朗読するミッチーってのはちょっと楽しみだ・・・。