のだめカンタービレ #2

今回も面白かった!峰の追試エピソードと真澄ちゃん対のだめの勝負とSオケの話が同時進行で描かれていたのに、うまいことストーリーを再構築しているものだな。それに、2話にしてこのキャラ立ちぶりは何?千秋ものだめも、真澄ちゃんも峰も。特に真澄ちゃん、小出恵介だということを忘れるくらいはまってる。Aオケを見に来た千秋のことを想う真澄ちゃんが乙女顔になってたのには感心したよ。

清良と大河内の使い方もナイス。清良と真澄ちゃんを友人ということにして、原作では峰が真澄ちゃんと千秋の橋渡しをするところを、Aオケのコンミスである清良がその役を担うのが上手いと思った。あの場面で、ウィーンに留学した才女という清良のキャラも垣間見えたし。

大河内は原作以上に千秋をライバル視してて、何かと千秋の周りをうろうろして画面に入ってくるのが笑える。千秋と彩子の後ろで一生懸命千秋の真似をしてたり、「千秋先輩はあんなツータックのズボンなんかはかない」って言われたのを気にしてか(?)ハムの早川くんの近況を千秋に教えつつさりげなく「それどこのブランド?」って聞いてたりで、ウケた。

あと今回は峰と千秋の演奏シーンが良かった。のだめと連弾したときもそうだけど、ちゃんと弾いてる感じが出てたなあ。のだめのピアノのはずれ具合はよく分からないけど、峰のヴァイオリンの音は分かりやすかった。峰の前にヴァイオリンの追試受けてた「中村くん」が上手かったから比較しやすかったのかな。

ちなみに、峰の伴奏をしながらベートーヴェンのことを考える千秋が、「辛く厳しい冬を乗り越えれば、やがて暖かな春が来る。俺にもやってくるのだろうか」と思う場面になぜか泣けた。

  • 千秋との出会いを回想する真澄ちゃん。その頃はまだボリュームの少ない髪型だったのに、現在の姿になったらウニューと髪がふくらんでいくCGに爆笑した。
  • 真澄ちゃんの嫌がらせにより、のだめと一緒に水をかぶる峰。金ダライまで落ちてきて爆笑。瑛太が!瑛太が!こんな役を!
  • 不幸の手紙を書くのを手伝っている峰パパが面白かった。
  • のだめにキスを迫るミルヒーのチュウチュウ口がキモイ。