吾輩は主婦である #33

みどり父子問題はオープニング前にさくっと解決。その後はもう次の話で、こういう構成は珍しいな。TRICKみたい。

みどりの母がよこした手紙は、みどり父と母が2年以上別居状態で、母が南フランスに住んでいることを告げる内容だった。みどり父がみどりを連れて行こうとしたのは、娘をダシにして妻と復縁するつもりだったかららしい。勝手な父親だなあ。

みどりを頼むと言って帰ろうとするみどり父に、改めて「娘さんを、僕にください」と土下座するたかし君。「幸せに、なるぞ」と応じたワガハイに笑っちゃったが、いい話だった。

で、後半は小松の異動問題。「女性タブン」から「文藝多分」に異動することになった小松は、てっきりワガハイに怒られると思ったのにあっさり了解されてしまって拍子抜け。小松に読み切り新作を持ちかけられた朝野も、ワガハイにあっさり「書けば」と言われてプレッシャーを感じてしまう。

ヤケになった二人が酔っぱらって、鬱陶しいやらかわいいやら。

おなじみワガハイの説教を受けて、小松は異動し、朝野は新作を発表。結局ワガハイまで「文藝多分」に移ったのは、棚ぼたじゃない?

  • 「たかしくん。こんな娘・・・娘かどうかも判然としない存在だが、よろしく頼むよ」
  • 15年前の回想シーン。出た!長髪のたかし!
  • 「レオナルド」って!「ダ・ヴィンチ」のパクリだな。笑った。
  • 「あー、こわいよー、ちかごろの保健体育は教えすぎだよー」
  • 「ものなのよ?」だんだん女の思考回路(?)になってきたワガハイ。本田さんナレーションの言いっぷりが可笑しくて笑ってしまう。
  • ウェイトレス募集のポスター「ミュージカルに拒絶反応を示さない20代女性!!」って条件に笑った。
  • 「どうしたどうした編集ボーイ。苦悩と絶望で、顔がねずみ色だぜ」
  • 「バカヤロー!・・・何いつまでもしょげてんだよ」「違いますよ。びっくりしすぎて動けなかっただけですよ。ってどっから声出してんですか!」「腹だよ。腹式だよ。あ、え、い、う、え、お、あ、おー」「うるさい、やめて、うるさい!」
  • たかしの顔の上を這いまわる亀の漱石
  • 「しっかりやれ!」「はい!」「お、お前もか!」
  • 「吾輩」より夜しずかの新作のほうが先のページに掲載されてカンカンになるワガハイ。「覚えてろ!このひよっこ作家にうじ虫編集者め!」