吾輩は主婦である #13
ようやく「ご近所の問題を解決する」という本題に入った感じ。基本設定が出揃ったんでしょうか。なんか俄然面白くなってきたぞー。特に今回は小ネタ多すぎ!
芥川龍之介の「ぼんやりとした不安」という言葉がキーワードとしてうまく効いていたし、ワガハイがたかしに説教をするくだりはなかなかいい話だった。
「みどりに対しても、そうだったんだろう?当たり前のようにめしを炊かせ、弁当を作らせ、当たり前のように下着を、靴下を洗わせてたんだろう。労をねぎらう言葉もかけず。違うか?」とか、「感謝していないわけではない。しかし、今さら感謝の気持ちをあらわすのも照れくさい。おおかたそんなところだろう。なんと浅はかな。いいか、思っていて言わないのと、思っていないのとは、相手にしてみれば同じことだ。感謝の気持ちが伝わらないから不安になり、芥川くん曰くの“ぼんやりとした不安”から、みどりは追い詰められ、このような結果になったのだ。肝に銘じるがいい」とかいうワガハイの台詞は、世の主婦の気持ちを代弁してるよなあ。
ショックを受けたたかし君は少し可哀想だったけど、ワガハイの指摘はもっともなことだ。
さて、もう一方の夫婦問題としてやすこ夫妻の話が浮上。ひろしとやすこの意外な過去が明らかになって爆笑ものだった。
夫に対するやすこの不満を聞いて、「家出しろ」とすすめるワガハイ。さてどうなる?
- パートになれてしまったワガハイ。時給は安いが家計の足しになるようになって、家での待遇がよくなったらしく、意外に楽しそうだ。
- つぼみのことは「しゃべる人形」だと思うことにしたワガハイ。
- ジャンバルジャンの客にもあだ名をつけるワガハイ。「ドラキュラの花嫁」「ミイラ」
- 前回出てきたスピリチュアルアドバイザーがなぜかジャンパルジャンに!あのおばちゃんの前世マリー・アントワネットって、オイ!
- おおっと、温水さん!文芸誌の編集者らしい。
- やすこの子供(ゆうた)とじゅんが一緒にいるところを初めて見た!
- 芥川賞も、芥川龍之介が漱石の弟子だったことも知らないワガハイ。そりゃこれから知り合うんだからねえ。
- 芥川龍之介の小説を読んで笑うワガハイ。思わず「ウケる」と言って笑う姿がウケた。読んでたのは「鼻」ですかねえ。
- 芥川が35歳で自殺したことに衝撃を受けるワガハイ。
- 会ったこともない芥川龍之介のことを「芥川くん」と呼びかけるワガハイ。
- ワガハイに説教されてショックを受けたたかしくん、スゴイ髪型になってます!
- たかしに言い過ぎたと反省するワガハイ。「今度襲いかかってきたら、へるもんじゃない、接吻ぐらいは許してやろう」
- やすこのカルピスの作り方がスゴイ!
- やすこのダンナを「丁稚」と呼ぶことになった。
- 「あたしみたいに何もしないのって、実は勇気いるんだよ」「ふむ。なんだかわからんが、すごい理屈だ」
- 学生時代のやすことたかし!なんだこのコントみたいなテイストは!たかし変な制服着てるし。
- なんと、昔のやすこは優等生だったらしい。
- 「それが、どうしてこんな有様に?」ってよく考えると失礼だよな。
- やすこのダンナ、ひろしは札付きのワルでヤクザ予備軍の悪の三冠王だった!うははははは。
- 不良のひろしと、優等生のやすこにものすごい違和感が。明らかに、今の姿のほうが似合ってるんですけど。
- ひろしから渡された映画のチケットは「香港国際警察」。またジャッキーネタか!
- 不良化したやすこの長いスカートとヨーヨーは、スケバン刑事を意識してる?
- まじめになりすぎたひろしは、やすこの好きなひろしではないらしい。贅沢だなー。
- ひろしがやすこに彫った「命ひろし」。根性焼きを追加されて「命びろい」に!「意味わかんねえ!」ってまったくだ。爆笑!
- ED歴9年ってことは、子供が生まれて以来なのか?元暴走族で鑑別所まで行った人がねえ。