天才ダ・ビンチ最大の謎と秘密の暗号

ギャルサー」はビデオ録画して、こっちをリアルタイム視聴した。
キリスト教徒でも西洋人でもないので、“キリスト教最大のタブー”とか“西洋史を覆す”とか言われてもいまいちピンとこないんだけど、謎解きの過程はなかなか面白かった。以下、感想(ただし、録画を見ながらではなく記憶だけで書いているので不正確な部分があるかもしれません)。

  • 「最後の晩餐」は、20年もかけて復元されたのか!ってことは、私が学校の教科書なんかで見ていた絵の写真と、現在のこの絵は、色や細部が全然違うってこと?しかし修復技術ってスゴイんだなあ。
  • 「モナ・リザ」も、コンピュータ処理で再現された色と今まで見てきたものが全然違っていてビックリした。色味によってこうまで印象が違うものか〜。
  • 「最後の晩餐」を立体化して、手前のテーブルを消してみたり人物を消してみたり、人物の位置を変えてみたりするCGが面白かった。キリストの隣にいる女性と思しき人物(マグダラのマリア)の位置を反対側にずらすとあらビックリ、キリストに寄り添う格好になるのね!
  • モナ・リザ」のモデルは誰か?ってことで、実在の女性だとかダ・ヴィンチ自身だとかモデルはいないとか諸説が出てきた。それは今までもテレビで検証しているのを見たことあったけど、X線写真にキリストに似た輪郭が写っているのは初めて見たかも。そしてモナ・リザは妊婦なのではないか、という点から、“キリストとマグダラのマリアは結婚していて、その血脈を受け継ぐ子供がいる”というメッセージが隠されているのだとか。うーん、なんかこじつけっぽい気がしなくもなかったが、これはこれで面白い。
  • マグダラのマリア役はなぜか牧瀬里穂だった。キリスト役の人とか他の人はみんな外人なのに。笑った。
  • 女性への偏見とか弾圧(?)と魔女狩り魔女裁判は関係あるのだろうか。でも言われてみれば、魔女ってのは確かに女性ばかりだよなあ。魔男っていうか魔術師狩りって聞いたことないし。
  • 聖母マリアに祝福された少女(と言われている女性)の遺体って、あれ本当ですか!?米倉涼子がものすごく驚いてたけど、そりゃ驚くわな。
  • エジプトの博物館で堺さんが見ていた文書。ニケーア公会議で聖書を編集したときに削除された福音書なのだそうだが、なぜあんなところに(しかも壺か何かの中に)捨ててあったんだろう。
  • 13日の金曜日っていうのは、テンプル騎士団が大量虐殺されたことに由来してるんですね。知らなかった〜。
  • それにしても、キリストが結婚していたとか、それをダ・ヴィンチが暗号化していたとかいう研究をしている人というのは、クリスチャンではないのだろうか。どう見てもみんな白人だったけど。まあ白人がクリスチャンとは限らないし、宗教より科学や理論に価値を持つ人もいて当然だろうけど。