クロサギ #1

山Pが単独初主演と聞いて楽しみな反面「大丈夫なのか?」と思っていたんだけど、結構面白かった。脇役陣がしっかりしているので、それに助けられてる部分も大きいとは思うが。

どことなく彰テイストが漂っているのも、これはこれでいいんじゃないか(原作知らないし)。杉田かおると駆け引きするところもなかなか良かったし。あと変装ね!一緒に見ていた夫が「これは山Pのコスプレを楽しむドラマなの?」と聞いてきたが、はい正解!だと思います。ただ滑舌がね〜。もう少し台詞が聞き取りやすくなればいいのに。


堀北真希演じる氷柱は、父親への反発もあってかガチガチの正義漢でちょっと鬱陶しいキャラだったなあ。でも黒崎の生き方にだんだん共感していくっていう役どころなのかな?山Pと堀北真希じゃ「野ブタ。」の続きに見えやしないかとこれまた心配だったけど、少なくともホマキちゃんは信子とは話し方も見た目も全く違って見えたので大丈夫そう。しかし氷柱のおじさん(尾美としのり)は第1話ゲストっぽいよね。その姪である彼女が今後もどうやって黒崎と関わり続けるんだろうか。

山崎務に哀川翔加藤浩次と、どいつもこいつも怪しい人物ばかりだ。哀川翔こそ詐欺師っぽいのに刑事!っていうのがまた面白い。ラストでフィクサーの桂木(山崎務)が実は黒崎の父をはめた黒幕だと判明してたけど、それ黒崎も知ってるのかな?こういう複雑な関係がどう展開していくのか、それと刑事との追いかけっこがどうなるのかが気になるところ。

しかし杉田かおるはハマリ役だったな〜。手下を罵倒したり、「お金よ、お金」と言いながらお札に頬ずりしたり、猫なで声で商談をしたり。この役は彼女じゃなきゃ!と思えて可笑しかった。

ところで主題歌がなんかマッチみたいでビックリ。要は昭和のアイドル歌謡っぽい曲だと言いたいわけなんですが。一言でいうと「マッチの歌みたいな感じ」。夫もそう思ったというので、他にも同じこと思った人がいるかもしれない。