絶対彼氏 最終回

いやはや。号泣・・・というのは嘘だけど、泣けた。ナイトの体内に残っていたメッセージ映像にやられた。あのとき鏡を見ていたのは、そのためだったのかと。もこみちに泣かされる日がくるとは思いもしなかったよ!

今思うと、前回ナイトの機体温度が異常上昇するようになったのは死亡フラグ(っていうの?)だったんだな。でも、てっきり初期化されてしまうもんだと思っていたので、自然に機能停止する最期は予想してなかった。それに初期化を免れたあと一度直ったから、あれ?この後どうなっちゃうの?まさか数十年後に時代が飛んで、リイコは年取ったけどナイトは若いままでいるという切ないラスト?とか思ってしまった。いや、さすがにメインICの機能がどんどん落ちてきたところであのラストは予想できたけど。

なんか悲しーな。ようやく相思相愛になったところで永遠のお別れがくるんだものな。まあでも、強制的に初期化されちゃうよりは、寿命をまっとうできただけ良かったか。それにナイトがいなくならないことには話が終わらないし・・・。

リイコにもらったマフラー巻いて保管されているナイトの姿がまた切なかった。持ち主に死に際(?)を見せずに去るところは、なんだか猫みたいだな。

ナイトからリイコを託された創志。リイコの部屋まではやって来たけど、ドアを開けることができなかった気持ちはわかる。ナイトがいなくなったからって、そう図々しくいけないよなあ。それに重いよ。恋人亡くした人が相手みたいなものじゃん。重いよ。

そうそう、この前「鉄腕アトム」を思い出すって書いたけど、最終回を見ていて思い出したのは映画の「アンドリューNDR114」とか、キャラメルボックスの舞台「広くてすてきな宇宙じゃないか」だった。キャラメルが頭に浮かんだのは、並切さんの雰囲気がどうにも舞台っぽかったせいかもしれない。

もこみちロボも良かったけど、相武紗季の表情も良かった。リイコは表情がくるくる変わって飽きない、というような台詞があったけど、本当、いろいろな表情を見せてくれて面白かった。彼女をドラマで見たのはほとんど初めてなんだよねー。CMでは見たことあるけど。へー、こういう演技する人なのねと新鮮だった。