のだめカンタービレ in ヨーロッパ

2日ともがんばってリアルタイムで観てしまった!そのうえ今日また2話まとめてビデオ見返してしまった。いやー、面白かった。良かった。演奏シーンは磨きがかかってたし、ヨーロッパの景色や建物は素敵だし、キャスティングも絶妙だし、ストーリーもだいたい原作通りだし、あれ見たらどうしても感想書かずにいられないよ!

  • ヨーロッパ編やるにあたって言葉はどうするのかと思っていたら、こうきたか!という感じだった。主要キャストには日本語話せる外国人を、オケや審査員の人たちは吹き替えにするとは考えたな。
  • ベッキーのターニャは、はまり役〜!ウエンツのフランクもまあまあだったけど、ターニャのほうがすごい。しかし2人とも、日本人として見ればやっぱり外人顔なのに、外国人として見ると日本人に見えてしまうのはなぜ?フランス語はうまかったけど妙に違和感があって、日本語話してるほうがしっくりくる。
  • 日本在住の外人タレント総出演、という勢いで笑えた。アンナ役はロザンナかよ!(やせてる!)に始まり、セイン・カミュにダニエル・カール、ジェローラモまで!モーツァルト城主の台詞がどうしても山形弁なまりに聞こえた。もしかしてパックンも出てくるんじゃないかと思ったけど、出なかったか。
  • 山口紗弥加のゆうこ役もはまってた!で、ジャンは本物の外国人なのか〜と思ったら、日本語話せる人だったので噴いた。どこから連れて来たのやら。
  • アリキリ石井の片平役もぴったり。あの指揮シーン、きっと片平の指揮って実際にやったらこうなんだろうなあと思えて面白かった。この人やっぱり芸達者だわ〜。オケの演奏者たちも楽しそうに見えた。
  • リュカ役はどう見ても日本人の子役が金髪のヅラかぶってましたが・・・。さすがに子役は適当な人材がいなかったか。
  • 指揮者コンクールのオケにロランと思しき人物がいたけど、あれも金髪のヅラかぶった日本人だよなあ。オケの他のメンバーが皆外国人で台詞が吹き替えになっているのに、ひとりだけ生で日本語話してるのが笑えた。
  • 1日目のスメタナホールでの演奏と、2日目の教会リサイタルは、連ドラ最終回のサントリーホール並みに感動してしまった。いや、建物の持つ格式とか歴史の重みなんかはこっちのほうが上か。よくこんなすごい場所で撮影したな〜。観客もちゃんといるし、お金かかってそうだ。
  • 上野樹里の演奏シーンはさらに演技に磨きがかかってないか?リサイタルのシーン、表情や動きがもう本物の演奏者という感じで、演技とは思えなかった。キラキラCGも良かった。
  • モーツァルトのコスプレパーティは一番見たかったシーンでした!みんな似合ってたけど、やっぱりベッキーが一番面白かった。
  • クリスマスに千秋とのだめが路上で格闘する場面に大爆笑。これよく実写でやったなあ。人形使ってたけど。
  • のだめの苦悩は原作よりじっくり描かれていたな。正直長すぎない?とは思ったけど、のだめの焦りや挫折感がリアルによく伝わってきた。しかしなぜマジノ先生が猫背椿?あれはフランス在住の日本人という設定だったんだろうか。初見もアナリーゼもできないのだめを叱る場面があったけど、あそこだけちょっと違和感があった。
  • ラストのまとめ方(ここからまた始まる云々)は、連ドラ最終回と同じでしたな。今回はのだめのリサイタルと千秋のヨーロッパデビューまでで、ちょうど良い塩梅だったと思う。でもドラマ版はもうこれで終わりなのかなあ。この続きをやるとしたら、演奏も配役もどんどん難しくなりそうだ。