ヒミツの花園 #5

家出した三男の心境はまるで「家事と家族の世話に疲れたお母さん」みたいだなあ〜、と思ってたら本当に「おれはお母さんじゃない!」って言う台詞があって笑った。しかしまさか、マネージメント以外に家事全てやっていたとはね。三男がいなかったらゴミも満足に捨てられないなんて、他の兄弟たちときたら!それなのに、月山にあんなこと言われちゃあ腹を立てるのも無理はない。

これって実際に手を動かしてモノを作る生産部隊と、売り込んだりスケジュール調整したり怒られたりする営業部隊とどっちが偉いのか、なんて、普通に会社で働くサラリーマンにも当てはまる構造というか悩みだよなあと、ちょっと思ってしまった。

さて、そんな三男と仲直りするために次男が企画したしゃぶしゃぶパーティーに乱入した亮子さん。スーパーでの強引なアピールっぷりと、片岡家での酔っ払いぶりに笑った。しかも次男とガンダムトークで盛り上がり、実はオタクだということが発覚!意外と三男よりも次男とのほうが気が合うんじゃないのか?そういうオチはあるのか?

そして話の流れで、自分たちが亮子に「恋敵」だと思われていることを知った片岡兄弟。「花園ゆり子に“一郎くん”を奪われた」という亮子の話を聞いたときの長男・四男・月山の反応が可笑しかった。次男はぶっ倒れてしまうし。三男は前回すでに聞いているから、これで関係者全員が田中ちゃんと亮子と花園ゆり子の関係を知ることになったか。こりゃこの先どうなるんだろ?

しかし真矢さん、いい味出してるわ〜。主役が霞む霞む。イケテツと一緒だとさらに濃いよ。がんばれ、釈由美子

あの真矢さんとイケテツを前にしては堺雅人さえも存在感が薄い気がしてくるが、それなりに見せ場があるのでほっとする。今回は、例の鈴木姉妹の片割れ(もはやこのドラマの役名でも芸名でもない)から、好きになった(意訳)と言われて「えー!」と驚くシーンに大爆笑。しかも即お断りしてて、さらに笑った。

次回は花園ゆり子先生のサイン会?月山が花園ゆり子のふりをするのだろうか。またややこしいことになりそうだ。