のだめカンタービレ #10

瀬川悠人役の伊藤隆大は、伊藤淳史実弟なんですってね。弟がいるなんて知らなかった。言われてみれば似てるかも。弟のほうが整った顔してるけど。しかしこんなところにも「電車男」つながりか!小ネタ仕込むなあ。

ヴァイオリンの高橋くんは、ちょっと気持ち悪かったぞ。原作はもっとスリムな美少年て感じなのにな。ドラマ版は若い頃の山口達也というか、ぽっちゃりした小池徹平というか(毒舌)。どうせなら小池徹平にすれば、小出くん(真澄ちゃん)もいることだし「ごくせん」つながりで面白かったのに。他局ですが。

さて、のだめのコンクールの続き。前回で千秋が2次予選を見に来たもんだから、ドラマ版はここで敗退するのかと思った。あそこに千秋が居たのは、客席の千秋を見つけたのだめが“恋しちゃってルンルン”な「喜びの島」を弾く展開にするための布石だったのねえ。なるほど。しかしかなり強引な時間短縮方法だな。実際には、あんな大舞台から客席なんか見えないって。

「今日の料理」と「ペトルーシュカ」のメロディは、なるほど、どことなく似てる。これまた漫画の絵だけだった世界に音がついた。冷静に聴いたら全然違う曲なんだけど、頭の中が真っ白になった状態だと確かにごちゃ混ぜになっちゃうかもしれない。途中で「今日の料理」を弾いちゃうシーンは、可笑しいのに悲壮感があった。

結局コンクールに失敗し、千秋の誘いも断り、失意のまま去って行くのだめ。のだめを気にしつつも、オケの練習に集中するべく「俺には関係ない」とつぶやく千秋。いや〜、最終回に向けて、いかにもドラマらしい盛り上がり方じゃないですか。想像していた通りの場面で終わったから、なんか嬉しい。

次回、最終回は15分延長かな?予告で見たサントリーホールがものすごく立派な会場だったので、オケのシーンが楽しみだ。そしてのだめの実家の人々は登場するのか?実家の前で騒いでるシーンしか映らなかったから詳細不明だけど、ヨーコには是非登場してほしい。

  • オーディション受けに来た高橋に塩を振りかける真澄ちゃん。原作通り、ちゃんと塩の壺持ってて笑った。
  • 悠人ママ出てきたな〜。そっくりだ。
  • 千秋のR☆Sオケの締めくくりとしてベト7を演奏する、という場面で、高橋くんだけ千秋がいなくなることを知らなかったから驚いていたんだろうと思うんだけど、特に顔がアップになるでもなく、驚いたように突っ立ってる姿が一瞬映ってただけだったのは、尺の都合で切られちゃったのかなあ。なんてことが気になって仕方ない。別にその場面がなくたってドラマ的には問題ないけども。
  • 峰と清良が付き合ってることを知らなかった千秋の驚きぶりが面白かった。
  • 真澄ちゃん就職決まるのかな?
  • 今週はミッチー佐久間のポエムも踊りもなしですか。