のだめカンタービレ #8
久しぶりの演奏会シーン。やはりオケの演奏はいいな。モーツァルトは軽やかで柔らかくて優雅だった。練習のときよりずっと音が良かった気がする。ブラームスは迫力ある演奏だった。毎回思うけど、役者と本物の演奏者を混ぜて上手く臨場感を出してるよなあ。ブラームスが始まる前のあの静まり方、見てるこっちがお腹痛くなりそうな緊張感でした。
しかしなんだか、玉木宏だんだん上手くなってません?モーツァルトのときは軽やかに楽しそうに振り、ブラームスのときは苦悩するような険しい表情で全身で振り、曲の違いや特徴が分かりやすかった。千秋が指揮者として成長していくのを体現しているようで面白い。
あと黒木くん。本当にオーボエ奏者っぽくて上手そうで、もう福士誠司が黒木くんにしか見えなくなってきた。最初見たときはどうかな?と思ったのに。
そういえば彩子がまだ出てきていたのは、千秋の母をR☆Sオケの演奏会に連れて来たり、のだめと引き合わせる(?)ためだったのか。なるほど。それにしても千秋の母若いなあ。でも原作とはちょっとイメージが違うかも。
さて、千秋の音楽を聴いて感動したのだめ。演奏会の前からずっと千秋が音楽と真剣に向き合う姿を見てきたこともあって、それがのだめにも変化をもたらしていた。千秋の飛行機恐怖症を治そうとしたのは、千秋が海外へ行けるようになったら、自分もコンクールに挑戦して千秋につり合うようになろうと思ったからなんだろうな。漫画ではのだめの心理描写はほとんど描かれないので分かりにくかったけど、ドラマ版を見て理解できた。
ところで、オケの演奏が始まる直前まで流れていたラヴェルのボレロ。うちの夫が「やっぱり銀河英雄伝説の影響かなあ」と言っていたが、どうなんでしょう。黒木泰則出陣のシーンでもあったしな。仮装オケのときガンダムネタを普通に出してくる制作陣のことを考えれば、銀英伝ネタもなくはないか?
- 黒木くんに「のだめの正体」を告げるのは千秋じゃなくて真澄ちゃんになってたな。なんでだ?
- おなら体操完成!ていうか、またこれ出てくるとは思っていなかったので、ふいを突かれましたよ!大爆笑。
- 出た!スーパーひとしくんのうなぎ3匹300円セール!ちなみに、「スーパーひとしくん」は、某クイズ番組の人形とは違う発音なのね。そりゃそうだ。
- カイ・ドゥーンは本物の外人だったな。良かったよ、また変な日本人役者だったらどうしようかと思った。
- 菊池くんの彼女三つ巴!コンクールの演奏シーンは端折っても、ここはきちんとやるのね。
- 「たーたったったーた じゃなくて た〜ららら〜ら」は、ああいう音だったのね。これまた漫画の絵に音がついたよ。
- R☆SオケTシャツ!峰パパのシーンは今回これだけか。
- ミッチーの見せ場(?)も相変わらず用意されてますなあ。毎回毎回大変だ。