東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

大泉洋主演のドラマ「東京タワー」を見た。でも原作で言われてるほど号泣って感じではなかったよ?オカンの最期の様子はグッとくるものがあったけどね。どちらかといえば、母子愛に感動というよりマーくん(大泉洋)のマザコンぶりにやや引いた。

マーくんのアパートの大家・樹木希林が、マーくんの部屋に貼ってあったポスターを見て、一瞬「ジュリー!」をやりかけたシーンに爆笑。そうかそうか、もともとこのドラマは久世光彦の企画だったなと。しかも後で知ったけど、オカン役の田中裕子ってジュリーと結婚してるのね。二重に引っ掛けてる?って、そんなこと分かった視聴者がどのくらい居たのか。私だって「寺内貫太郎一家」なんてリアルタイムで見たことないぞ。

大泉さんとオカン、オトンのやり取りは自然な感じで良かった。ああいう親子いそう。しかし神木隆之介くんが成長して大泉さんになるとはとても思えん、というどうでも良いことが気になってしまった。

ペットのウサギに「佐々木さん」という名前を付けるセンスが好きだなあ。