結婚できない男 #6
結婚相手に求める条件。夏美先生の理想は「常識があって、人の輪を大切にして、自分と生活スタイルが合う人」という、地味だけど30代後半らしく地に足の着いたもの。みちるの理想は20代らしく、「お金と地位とルックスの三拍子揃った人」。でもどっちにしてもそんな人そうそういないらしい。
で、同僚(SHEILA)とも条件の話をしていたみちる。平均年収440万円って、そんなもんなのか〜。信介によると、600万円を超えるのは40を過ぎてから。だから年収1000万円の男と結婚したいなら奥さんに先立たれた50男を探せとのこと。うわー現実的。なんかこれ聞くと、結婚相手は年収1000万円がいいなんて言ってる小娘たちがいかに非現実的か分かるってものだな。
沙織と英治はお互い理想の相手なのかと質問するみちるは、なぜか沙織と意気投合。そうくるか!
お好み焼き屋で、ネタの混ぜ方・焼き方にこだわり、いちいち薀蓄を語る信介。夏美との会話や間がいちいち面白いけど、そんなにうるさく言われたらおいしくなくなっちゃうよー。それでも夏美先生は「奥が深いのね」と感心してくれたところへ、そんなもん楽しければ適当でいいんですよとか言い放つオーナー登場。気まずい空気に笑った。
イラストレーター・結城の家の仕事をいったんは断ったが結局引き受けた信介。「いい家が造りたいから妥協できない」という彼のポリシーはなかなか立派じゃないか?「仕様がない人」ではないと思うのだけど。でも、夏美にそう言われて逆に信介の気が変わったみたい。いまいち何を考えてるのかよく分からないけど、そういうことなんだろう。で、それを聞いて夏美の理想も「相手が何を考えているか理解できること」に変わっていたのが笑えた。