弁護士のくず #4

今回は殺人事件ということで接見シーンや法廷シーンもちゃんとしてたし、九頭先生も結構まじめに働いていたな。

被害者の父親が真犯人なんじゃないか、母親は何かを知っているんじゃないか、っていうことは最初から読めたけど、動機があんなのだとはねえ。てっきり娘とモメてるうちに間違って殺しちゃったのかと思った。もっとも、本気で娘のことを心配している父親だったとしたら、あんな工作しないで最初から名乗り出てるか。体育倉庫で娘にすがりつく平田満の変態父親ぶりは気持ち悪かったな〜。

交際相手(斉藤慶太)は無実だったとはいえロクデナシだし、父親も変態だし、これじゃ本当にあの娘と母親が気の毒だ。裁判には勝ったけどむなしいという武田くんの気持ちはよく分かる。

しかしまあ、いつにもましてお色気シーンが多かったな。AVに出てた女子高生っていうのは前にもあったし。グラビアアイドルだのAVだのってこれからも続くんだろうか。

さて、このドラマは意外に小ネタが多いことに気がついたので、拾ってみる。

  • なぜか自転車2人乗りしてる武田と九頭。しかも取り締まられてるし。
  • 警察署の入り口になぜかピーボくん(の着ぐるみ)が立って警備してる。
  • コスプレキャバクラ、今回のテーマはお風呂屋さん。BGMはドリフの「ババンババンバンバーン♪」で、壁には「ニューヨーク♨」というポスターが。
  • 遅刻しそうなのに「なんでこげなときにきれいかシャツがなかとよ」とか言ってアイロンかけてる武田くん。慌ててアイロン台に突っ込んでいって、一度アイロン台倒してまた元に戻してました。
  • 中途半端にアイロンかけたシャツをバタバタ振った拍子にアイロンを蹴倒し「あっ・・・つ・・・」こりゃ熱いよ。
  • 次の場面で足冷やしてた。
  • 胸元ボヨヨンと開いた服を着てるくせに、「どこ見てんですか」と武田に言い放つ夕花。
  • おばさまのアイドル、白石先生。最近「ワイフ」にヤキモチやかれて困ってるらしい。サングラスが胡散臭いぞ。
  • 「気の利いたつまみ持ってきてくれるねー」「幸せは、分かち合わないとね」と言いながらAV見てる九頭とクニさん(モト冬樹)。
  • 「マショッコ倶楽部 現役女子高生ヨーコ」そうか、魔法少女→魔性少女なのか!シリーズものだし。
  • 武田の部屋にあった本「女を落とす百の秘訣」を読んで吹き出す加藤先生。
  • 「あー、しもたー!」と(また)叫んでる武田。寝転がった拍子にアイロン台に頭ぶつけて「いってー」。見事に続いていたアイロンコント、面白かった。
  • 白石先生、サマーセーターって。
  • 最後にパチンコ店の店員(佐藤二朗)が、本当に容疑者になって九頭を指名してきてウケた。しかも恋愛詐欺!