神はサイコロを振らない #1

メインブログにも書いたけど、こっちにも書いとこ)
制作発表があったときから見ようと決めていた本命のドラマ「神はサイコロを振らない」。第1話を見たらやっぱり面白かった。


10年前のままの親友と、10年地道に生きてきた主人公との意識のズレが切なかったり滑稽だったり。1996年ってそんなに昔じゃないと思ってたけど、ともさかりえの90年代風メイクと髪型を見たらやっぱり時代を感じさせられた。確かにああいう前髪してる人、友達にもいたよ。出演者が「すいか」とかぶってるところも面白いし、あのハピネス三茶を彷彿とさせるヤス子(小林聡美)の家もグッとくる。


「18から28までの10年と、28から38までの10年は全然違う」
というような台詞があったけど、これって名言だと思った。もう、ヤス子の人生すべてが表れている感じ。誰にとっても10年の月日は大きいだろうけど、女性の20代後半からの10年は特に大きいと思う。結婚するかしないか、子供がいるかいないか、仕事をするかしないか、で生き方が変わってくる。仲の良かった友達とも、生き方の違いでズレができるかもしれない。


まあ現実には、10年前のままの親友が現れることはないけど、10年堅実に生きてきた人と10年後の世界に突然きてしまった人のギャップは確かにああだろうな。


そういうズレは、今後ほかの乗客たちの周囲でも描かれそう。柚子(市川美和子)と先輩(明星真由美)なんて特に。片や結婚して子供もいる女、片やお笑い芸人目指して現役な女で、ヤス子と亜紀(ともさかりえ)以上に大きなギャップがありそう。