のだめカンタービレ #9

もう9話なのに、どんどん新キャラが登場してくるのが凄い。それは原作通りの流れなのだけど、実写の連ドラでここまでいろいろな役者を揃えてくるのって本当に凄いと思う。これってフジの月9だから実現しているのかな。だとすれば、やっぱり去年TBSでドラマ化しなくて良かったんだなと思ってしまう。たぶん予算と気合が全然違う気が・・・。

そんなわけで登場した新キャラ数人。まずハリセン妻かおりちゃん、白石美帆か〜!ちょっとイメージ違うかも・・・?若いし(かおりちゃんは38歳)。しかも豊原さんに白石美帆って、これじゃあ電車男だよ!だけど桜井&陣釜さんに見えないのが不思議。

コンクールの審査員、オクレール先生。この人も、カイ・ドゥーンに続いて本物の外人だった、良かった〜。ミルヒー竹中直人ならオクレール先生はおヒョイさんなんじゃないかという説もあったのでね。このオクレール先生役の人は、原作のイメージとはちょっと違うけど、実写版ならこれはこれで合ってるという雰囲気だったな。

それから瀬川悠人。子供時代はともかく、大人になってからの姿をあそこまで原作に似せなくても!どこの星の人ですか?という感じだったぞ。ママも登場するのかしら。

そして新キャラというのか分からないけど、のだめの子供時代は森迫永衣ちゃん。この子ホントに売れてるねえ。ひょっとこ口で難曲を弾く姿がピッタリだった。

さて、今回はのだめのコンクール話が中心だったので、このところ続いたオケのシーンは1つもなくてピアノ三昧。たまにはこういうのもいいね。「変わったシューベルト」と通常のシューベルトの違いは、例によって素人耳にはよく分からないんだけど、ショパンの素晴らしいバージョンと適当バージョンはなんとなく分かった。しかしたとえ適当でも、あんな難しい曲をあんな速さで弾けるのは相当なことだと思うが・・・。

どうでもいいけど、ショパンというと「少女に何が起こったか」を思い出してしまう。あれもコンクールで「革命」を弾くっていうストーリーだったよねえ。それでキョンキョンが優勝して、敗れた賀来千賀子が留学するんだったっけ。あれ?優勝したほうが留学するんだっけか?うろ覚え。

話がそれましたが・・・のだめがこんなに頑張ってコンクールに挑戦しているのは、千秋に追いつきたい一心からなのだけど、そのことをハリセン先生から教えられる千秋、という展開が月9っぽい。そしてあと2話で終わるまでの配分を考えると、おそらく25日の最終回はとても月9っぽいドラマチックな演出になるんだろうなあ〜。

  • 「白い愛人」って原作にもちゃんと登場してるのね。こんな小ネタよく拾ってくるなあ。
  • 留守電44件って!ほとんど真澄ちゃんからで、笑った。しかし千秋の母、棒読みだなあ・・・。
  • 佐久間の師匠、大川先生のコラムが新聞に載ってる!いつの間に!前回特に出てきてないよね?
  • 再登場のシュトレーゼマン。毛皮のコートが怪しさ倍増。まだ写真集のこと言ってて笑った。そんなに欲しいなら自分で買って帰れって。
  • オケのホルンの人、本物のシュトレーゼマン見て驚きすぎ。
  • 合コンのシーンのあの踊り(?)練習したんだろうなあ〜、大変だなあ。
  • 千秋の幻と会話しながら練習するのだめ。原作で、急に弾けるようになったみたいに描写されていた部分は、ドラマではこういう風に解釈して描いたんだね。
  • ドビュッシーの「恋しちゃってルンルン」のくだりで、かおりちゃんの「いまだに薔薇しょってるように見える」ネタが見たかったよ・・・。