神はサイコロを振らない #2

402便の乗客が再び消えるって、どこへ行っちゃうんだろう?元の時間へ戻るのか、本当に死んでしまうのか。どうやって?いろいろ気になるな。なんか、「黄泉がえり」みたいだね。


「私達東洋航空は、お客様を無事に確実に目的地にお届けする責任がありますから」
ヤス子が本部長(岸部一徳)に訴える場面に泣けてしまった。いちいち「ご存知だとは思いますが」と言って乗客関係者の事情を話すところは小気味良かった。
本部長や課長は乗客の周辺事情なんか知るはずもないんだから、一番心のこもったケアができるヤス子に任せておけば良いのに。そのほうが東洋航空の好感度も上がるだろうに。そうはいかないのが企業というものなんだよなあ。
そもそも有り得ない設定を題材にしながら、こういう描写がリアルなのが面白い。


あの頃に戻ることはできないけれど、忘れていた(見ないようにしていた?)気持ちを取り戻したヤス子。残された時間で、親友や恋人とどういう展開をするんだろうね。とりあえず、弟はアッチ(ともさか)に惚れるっぽいけど。


あと、柚子が東京行っちゃうとは思わなかったー。子供置いていくなんて。それほど忘れ切れない大事な夢だったのか?