10月クールのドラマ

ってもう12月だし、そろそろ最終回を迎えてるドラマばかりなのですが。今期見たドラマのメモ。


「リーガルハイ」は相変わらず面白い。序盤はいまひとつ調子が出ていなかったような気もしたけど、後半ドンドン勢いに乗って面白くなってきた。現時点であと1話を残すところだけど、前回放送の、民意と司法についての古美門の大演説は思わず聞き入ってしまった。こんな台詞(しかも長い!w)を書ける古沢さんってやっぱりスゴイ。

「ダンダリン」はそれほど期待しないで見始めたんだけど、いきなり喪服着た労基の人たちが段田さんの部屋に集まっている第1話冒頭で引きこまれてしまった。労働基準監督官にも逮捕権があるなど、あまり知られていない業界事情(?)が描かれているのが面白かったし、最初は段田さんを煙たがっていた上司や同僚が協力していく様も楽しかった。日テレのお仕事モノはやはり手堅い。胡桃沢(風間くん)の使われ方がどうも中途半端だったり、全話通して軸となる段田さん脅迫話の結末がアレな感じだったりと、残念なところもあったけど、段田さんと南三条の微妙な距離感に萌えたし、他の上司・同僚たちによる群像劇も好きでした。

クロコーチ」もね〜、途中まではドンドン人が死ぬし話の展開にスピード感があるし、3億円事件がどう着地するのか全く分からなくて面白かったんだけど。なんか、最後はよく分からない結末だった。結局、高橋さんも沢渡も、牛井課長たちに消されてしまったということなのかね?あと、沢渡にそれほど怪物感がなかったのも残念だった。篤郎さんはなかなか不気味だったのだけど…。いつあの穏やかで不気味な笑顔が豹変して、暴れたり怒鳴ったりするのかと思っていたけど、そういうキャラではなかったのね。

安堂ロイド」は、色々な人がいろいろな批評をしていたけど、私は毎回面白く見ました。人間とアンドロイドの演じ分けはなかなか上手かったし、キムラさんは頑張っていたよ。レイジはいつものキムタクだったけど、ロイドはもうロイドにしか見えないというか、キャラが立っていたかと。しかしまあ日曜21時という時間帯によくここまでガチSFのドラマを作ったものだよ。これだけガチSFなのに、まるで月9か木10ドラマばりの竹内まりや主題歌は合わないことこの上なかったけど。しかも最終回で小田和正が流れたときは、ズッコケて爆笑してしまった。ここでこの曲持ってくるセンスはないわ〜。でも、このズレも含めてツッコミどころ満載で楽しめたドラマだった。