あまちゃん Twitterでの感想(4月)

あまちゃんについてTwitterで書いた感想や実況をまとめることにした。最終回を見終えた後あらためて書くかもしれないけれど、書きたいことが多すぎてまとまらない気がするので、ひとまず。

まずは4月分。

はてなブログを始めました

サービス開始時にアカウントだけ取って放置していたはてなブログを使ってみることにしました。Bloggerで運用していた「写真な日々」というブログのデータを移行してきたのですが、タイトルは「写真な日々」から変える予定です。とりあえず今は仮タイトルを入れていますが。

http://abetomo.hatenablog.jp/

Woman、良いドラマだった

「Woman」が最終回を迎えた。「あまちゃん」も「半沢直樹」も面白いし傑作だけど、今期一番の名作は「Woman」だな。爆笑したり、ハラハラしたりする面白さも良いけど、こういう、魂をえぐられるようなドラマもまた良い。でも絶対万人受けしないので、人に勧めにくいのが残念だ。

最終回は、信さんが言ったであろう言葉で会話する小春と栞、に早くも涙腺崩壊。栞が選びさえすれば、きっと叶ったであろう夢なのに。そうはなっていないという現実が重い。でも栞がちゃんと小春に向き合ったのは偉かった。

紗千と小春が徐々に和解していって、子供とナマケモノさんが寝静まった夜にワインを飲みながら会話するシーンも泣けた。「あまちゃん」の夏と春子の四半世紀かかった和解エピソードも落涙モノだったけど、こちらの2人もまた20数年の確執を乗り越えて母娘に戻れたんだなあ。栞も加えた家族に戻るまでは、まだ長い道のりがあるのだろうけど。

しかし坂元裕二さんは本当に外れなしだな。「最高の離婚」は傑作だったし、同じ年にこれだけ振り幅のある2作品を書いている(離婚のほうは執筆は昨年か)のがスゴイわ。

あと「Woman」は、お話だけでなく、小春の病名を告げるシーンで絵本を朗読する演出とか、最終回での絵日記を使った描写とか、演出も優れたドラマだった。植杉家とか、引っ越し前の小春の家とか、家の中にちゃんと生活してる感があるのもすごく良かった。ここらへん、同じ坂元脚本の「それでも、生きてゆく」でも、素麺とか冷凍みかんの描写に感じたことではあるけど。

「まどいせん」が「円居せん」と書くことを、恥ずかしながら知らなかったのだけど、その言葉の意味を知って、だからBGMで「遠き山に日が落ちて」が流れるのか、と大変納得した。円居せん、これがこのドラマのテーマだったんだ。

1月クールと4月クールに見ていたドラマ

しばらく更新できていなかったので、自分メモとして振り返り。

1月クール


純と愛」はなんだかんだ文句言いつつ結局最後まで見てしまった。しかし風間くんがいなかったらさすがに見なくなっていただろうな、と思ってたらその風間くん、いや愛くんまでが最後あんなことに…!(涙)あのラストに納得していた人も私のTwitterタイムラインには結構いたけど、私はやっぱり受け入れがたかった。

で、朝ドラがあんなだし、大河ドラマは安定の従来路線で可もなく不可もなくという感じのなか、「最高の離婚」は本当に毎週楽しみでした。ミツオ(瑛太)はめんどくさいけど憎めないヤツで、今まで見た瑛太の中で一番好きな役だったな。奥さんのユカ(尾野真千子)も可愛げないけど可愛くて、この夫婦がとても好きだった。最後によりが戻って本当に満足。目黒川のロケ地巡りは結局行けなかったのが心残り。

4月クール


待ちに待ったクドカンの朝ドラ!「あまちゃん」が楽しくって仕方ない。3月まではなんとなく体調の悪い日々が続いていたけど、4月1日に第1話を見たときの爽快感といったらなかった。やはり朝はこうでないと、と痛感。しかし正直いってクドカンドラマがこんなに世間一般の話題に上り、数字も取るとは思いもしなかったので、驚くやら嬉しいやら。

空飛ぶ広報室」も毎週楽しみだった。今まで見た綾野剛の中で、空井二尉が一番好きだな。いなぴょん役のガッキーも「リーガル・ハイ」の黛とはまた全然違っていて、へええこんな演じ方できるのねと感心した。ドラマは有川浩の原作よりさらに恋愛色が強いそうだけど、原作者お得意のベタ甘仕様にも劣らない「2秒ください」には萌え死にそうだった!空井くんがかわいくてかわいくて、今さらながら綾野剛にハマりそう。原作既読の方からは必ずしも評判良いわけではなかったようだけど、柴田恭兵の詐欺師鷺坂や、キャナメの片山一尉、ムロツヨシの比嘉さん、水野美紀の柚木三佐など、空井くん以外の広報室メンバーも皆ハマってて良かった。

真夜中のパン屋さん」は、パンが美味しそうだったので、パンが見たくて見ていたらお話の展開も気になって、完走した。タッキーや土屋太鳳ちゃんよりも、女装のムロツヨシと変態脚本家(?)の六角精児が好きだった。あとこだま君役の子役が可愛かったなあ。

7月クールのドラマ

ものすごく久しぶりの更新。7月クールが始まりつつありますが、気になるドラマはこんな感じ。自分的に多いので、全部見られるかどうか…。

  • 天魔さんがゆく(TBS/月曜深夜)
  • 救命病棟24時(フジ/火曜21時)
  • スターマン(フジ/火曜22時)
  • Woman(日テレ/水曜22時)
  • 八重の桜(NHK/日曜20時)
  • 半沢直樹(TBS/日曜21時)
  • あまちゃんNHK/月曜〜土曜8時)


「天魔さんがゆく」・・・ヨシヒコでおなじみ福田雄一が監督脚本。主演は堂本剛。ホトケこと佐藤二朗も出る!これは見ないわけにはいきません。

救命病棟24時」・・・私にとってのベストは第2シリーズ(進藤先生がメインだった)だし、菜々子にはあまり興味ないけど、風間俊介が出るのでとりあえず様子見。

「スターマン」・・・脚本が岡田惠和で演出が堤幸彦だよ!それだけでも「おっ」と思うのに、朝ドラ出演中の福士くんも出るのでこれは見なければ。主演はヒロスエ福士蒼汰ヒロスエに拾われる謎の男の役らしい。

「Woman」・・・第1話がすでに放送されてるけど、見る勇気がなくてまだ見ていない。主演は満島ひかり。脚本はここ数年ハズレなしの坂元裕二「Mother」とか「それでも、生きてゆく」風になるのかな?(Motherは見てないけどね)

半沢直樹」・・・原作未読なので内容はよく知らないけど、主演が堺雅人なのでこれはもう必見。しかし上戸彩が奥さん役か〜。何かしっくりこないわ。

純と愛 第18週「えがおのゆくえ」

月曜日
朝からなぜか号泣してしまった。母親の認知症で混乱する家族あるある感が、ゴーイングマイホームのほんわか雰囲気とはまた別のベクトルすぎて泣けたのだ。お母ちゃんの財布がなくなって、娘に盗られた、いじわるされた!って騒ぐとか、溺愛してる末息子にだけ甘えるとか、ただただうろたえて、外に出て行っちゃうお父ちゃんとか、もうね。今回は極端に思えないほどリアルだった。笑わせてくれとオーダーしてきたお客さんの件と絡めて、どう展開するんだろ?

火曜日
今回も号泣してしまった。いま、自分自身がちょっと不調なせいもあると思う。家の中を宮古風に飾るのは良いアイディアなのになあ。お父ちゃんはお父ちゃんなりに必死で考えてると思うと切ないな。しかし、師匠はいい仕事した!w 踊って笑って、ホントにお母ちゃんは良い顔してたよ。あの笑わないお客さんもこの場に居たらどうなってたかな?

あと剛は、介護の勉強してそちら方面に落ち着く展開なのかなあ。案外、ああいうアホの子のほうがこういうことにうまく対処していける気がするんだけどなあ。大好きな母親のことなら必死だろうし。

水曜日
ちょっと感想失念。

木曜日
誠ちゃんから剛への激励ビンタ!やっぱりこの2人お似合いだ。辛気臭い剛なんて、ホントにらしくない。「腹が減っては…」というセリフもまた繰り返しの言葉なのね。やっぱり純の動物園エピソードは伏線だったんだな!現在のお父ちゃんは、ほっかむりの不審者みたいになってますがww

森下さんの認知超演技がすごすぎて泣けるわ〜。こうやって正常と混乱を交互に繰り返す病気なんだね。カーネーションのときも、最後のほうのお母ちゃんは認知症っぽかったけど実に穏やかだったのとは大違いだ。リアルすぎる。

金曜日
兄も弟も純のこと責める割りに、結局お母ちゃんの世話はマリヤ任せなのね。介護サービスを受けるのは決して悪いことではないけど、なんだかなあ。

お父ちゃんとの動物園エピソードがここで回収されますか!号泣してしまった。宮古に始めて来た時に、実はお父ちゃんはこんな表情してた、ってことが判ったあの時と同じくらいの衝撃。この親子は初めて分かり合えた…と思うんだけど、さて明日お父ちゃんはお母ちゃんと向き合ってどうなるのだろうか??

大人になるために変わる、という話。「あなたはずっとこのままでいてください」はある意味呪いの言葉じゃないのかなんてTwitterで言われ続けていたけど、これもここで回収に入るのかと胸熱。

土曜日
心を入れ替えて詫びたお父ちゃんに対し、こんな優しい人はうちのお父さんじゃない!あなたは誰!?って、お母ちゃんがお父ちゃんを忘れてしまうという、あまりの結果に。気付いた時には手遅れと予想したのは本当になってしまったが、これは正直言って視聴者として見るのが辛い展開。リアルすぎるのだ。見なければ良いという問題ではない。駄作とは思わない、むしろ文学的だと思うが、朝ドラという枠でやるには、影響力が大きく実験的すぎる。手のひらに書いた「大人」の文字を、純愛が洗って消す場面は美しかったけれど。結末は知りたいし、最後まで見るとは思うけど、Twitter越しに様子を見て感想は書くのをやめておこうと思う。

今まで梅ちゃん先生みたいなのが、なぜ視聴率良いのか理解できなかったが、この展開を見て納得した。朝から純文学みたいな難しいものを見たい人は少ないんだ。単に笑えて泣けて、元気になれる、楽しいドラマがこの枠に求められているのだと腑に落ちた。

純と愛 第17週「えいえんのあい」

月曜日
「今日は積極的ね」発言に吹いたw ファンサービスですかあれは。正夫妻は離婚2日後に再婚て、女性のほうは半年かかるんじゃなかったっけか?同じ相手なら良いんだろか。まあ細かいことはいいかw お母ちゃんの異変に最初に気がつくのはマリヤなのかなあ、なんとなく。セクシーさんはDV夫から逃げていたらしい。あの顔半分を髪で隠してるのは、傷でもあるのかと思ってたけど、やはり。

火曜日
純も多恵子さんの扱い方をちょっとだけ心得てきたなと思ったけど、さすがに多恵子さんのほうが一枚上手。でも多恵子的には無理難題ふっかけたつもりだろうけど、純なら本当に雨を止ませかねないぞ。今週はセクシーさんのDV夫の問題に絡めて、待田家の問題を解決に持っていく方向なのかな?

水曜日
なんだかんだで里やに来てくれた多恵子さん。わざと自分をDV男に殴らせて傷害罪に問うという荒技には驚いたけど、さすがの迫力に恐れ入ったわ。愛くんからの「お母さん助けて」メールが効いたのか、やっぱりいいところあるじゃない。でも、そのまま多恵子さんが倒れてしまった!前から具合悪そうにしてたし、純が雨乞いじゃなくて雨止ませる儀式してる間も眠れなかったみたいだし、とうとうという感じだけど。明日どうなるんだろう…?

木曜日
セクシーさんの決意と、それを聞いた多恵子さんが愛と弟純の子供時代を回想する流れで、涙が止まらなかった。今日は純も多恵子もセクシーさんも、皆なかなか魅せる芝居をするなあ。多恵子は純粋すぎる、だからそれに応えられなくて辛いというパパ。やっぱり純と多恵子は似たもの同士で、多恵子があそこまで純を嫌うのは同族嫌悪みたいなものだったのかな。愛は続かないと多恵子は言うけど、パパは是非逃げないで向きあって否定してほしいところだ。

金曜日
愛くんの持ってる動かない腕時計、これは何か示唆してるのかなあ。

待田家の問題はいったん棚上げで、狩野家問題に。保険証の失効からお父ちゃんの退職がバレるのは、考えてみたら当たり前なんだけどあり得そうでリアルだな。そしてこの家もやっぱり父親が逃げ出すのか!でもようやく、お母ちゃんの認知症問題に家族も気付いて良かったよ!愛くんの提案について、お母ちゃんはどうするのかな…。

今回唯一の笑いどころは師匠と晴海さんが同級生、しかも師匠が男に目覚める前に恋した唯一の女性ってとこだけ。でも和んだわ〜w

土曜日
お母ちゃんは若年性認知症という医師の診断結果。本人はわざとなのか、病気がはっきりしてかえって良かったとばかり開き直ってみせたけど、お父ちゃんは思いっきり動揺してたな。でも宮古に帰りたいお母ちゃんの思いは当たり前なので、今回はお父ちゃんも聞いてやればいいのに。このままじゃ別居するしかないやん。そして愛くん両親はついに離婚するのか!?

ラストのナイチンゲールという鳥の話はこれまた何か示唆的だなあ。嫌な予感もするし、添い遂げる鳥という点では純愛夫妻の絆が強まる良い傾向にも思えるし…。どっちかなあ。